2008年7月 9日 (水)

日帰りの旅

日帰りのバス旅行に参加した。

一月ほど前、“買い物キャンペーン・招待旅行”に応募したら、珍しいことに、当選!ということになったのだ。

『淡路島・明石海峡めぐり』。“小さな、小さな”旅です。

・・・・・淡路島を縦断するのは、初めてだった。

島の北の端、『松帆の郷』で入浴する。34度の源泉をあたためた温泉は、神経痛、ストレス解消に効く。ぬめりの少ない、キレの良い湯質であった。湯館が高台にあり、はるか向こうにぼんやりと、神戸が望まれる。

明石海峡大橋を見下ろしながら露天風呂に入る。絶景!昼間から、こんな贅沢して、ええんやろか。

Akasi_002

湯館の内庭から、明石海峡大橋を見る。

3911メートル。

霧モヤの中に、世界最長の吊り橋の美しいラインが続く。

ただ渡る目的で車で橋の上を走ったら、橋そのものの美しさを見ることはできないだろう。

フェリーに乗り、海上から明石海峡大橋をパノラマで眺めながら、橋に向かって。Akasi_008

かつては、神戸~淡路の足として全面的に活躍したフェリー。今も、「たこフェリー」として、人々に親しまれている。

明石海峡を船で渡るという経験は、私にとっては、最初で最後のことになるだろう。

Akasi_003 橋の上を走る車が、見えてきた。

のろのろ進んでるように見える。

 Akasi_004_2            

さあ、いよいよ、橋の真下にきた。

遠景からは想像できない、複雑に組み合わされた鉄骨。

「人の英知と文明のなせる技なり」と、あらためて実感。

30分ほどの乗船で、神戸に到着~。

西宮の流通センター街にある、宝石の工房に立ち寄ったあと、さあ帰途へ。

中国道から瀬戸大橋をわたって、四国愛媛への帰路。バスの振動が、私を、ただただ眠りに誘う。

・・・・・『旅は道連れ・・』とはいうものの、一人の旅もなかなか良いものだ。新たな出会いも与えてくれた。バスの隣席になったYさんは、気さくで明るく、話し上手。私が今日の旅を楽しく終えられたのは、彼女のおかげもあったと思う。

久しぶりに家事を忘れた一日。夜更けて家に帰ったら、夫の顔が、やけに新鮮に見えましたがな。

| | コメント (0)
|

2007年11月12日 (月)

初めての中国

今日、正午過ぎ、松山空港に到着。9日からの3泊4日、上海、蘇州の旅を終えて戻ってきた。

今回もH交通社のツアー旅行。そして、気心知り合った“仲良しばば達”と一緒の、にぎやかな道中であった。

今まで、中国は、私にとって、「近くて、遠い国」。隣国中国への旅を、なかなか思いつくことができなかった。・・が、今回のツアーは、松山空港発着、飛行時間も短く1時間40分ほど。そして、行き先が上海であることも、中国ビギナーの私にも抵抗がなかった。

上海蘇州。近代化のまっただ中にある大都市と、今なお昔のすがたを残す地方の町。図らずも、中国の新旧・二つの顔を垣間見ることができた。

約3000万人の人口を抱える上海は、租界時代のなごりを留めつつ、新しい大都会へとすさまじい勢いで変貌しつつあった。雑多に、かつ、うごめきながら。・・・そして、その近代的な高層ビルの谷間に陰のように存在し、今まさに、押し寄せる新しい波に呑まれようとしている、古い中国があった。来年、再来年、と年を経て、近い将来、その古いすがたは上海から消えてゆくのだろう。

Shanhai_002_2 Shanhai_003 日中の上海の街は、ホコリっぽく乾いている。人、人、人・・。道路工事も多く、交通道徳もまだまだ発展途上。うっかりよそ見をして歩いていられない。

上海の魅力は、やっぱりだ。ナイトクルーズで見た両岸につづく、ライトアップで輝く夜景のすばらしさ。まさに「ショー」であった。

香港の夜景が百万ドルなら、この上海の夜景は、“一千万元の美しさ”!か。Shanhai_005

そして、満足したのは“目”、だけではない。“胃袋”も。・・・上海はグルメの宝庫。北京ダック、点心、四川料理・・と、本場の中国料理がつづいた。

最終日の夕食は、ツアーの目玉、「上海蟹づくし会席」であった。

これが、その上海蟹。(写真)・・・“陽澄湖”で養殖された蟹のみが、正真正銘の“上海蟹”であるそうな。・・・日本では食べることが出来ない。「一生に一度の味」、とばかりに私も気合いを入れた。・・・蟹の甲羅と脚は思いの外、食べにくい。細い脚を掴んで格闘しているところに、ウエイトレスさんが助け船。ハサミでカットして身を出してくれた。「ニホンジン、ブキヨウネ~」なんて、思ったかしら。でも、ありがとう、おいしくいただけました。

上海からバスで2時間。ガタガタ揺れながら着いた蘇州では、古き中国を見ることができた。世界遺産の留園をはじめ、漢詩で有名な寒山寺、呉王の霊廟・虎丘などが残る歴史の町でもある。だが、見る限り、地元に住む人々の生活は、近代化とははるか縁遠く思えた。物乞いも多く、今なお運河の汚水を生活に使っていたり。中国の人々に、文明と貧富の差が大きく存在することを、感じずにはいられなかった。

Shanhai_004 蘇州は、日本とも、歴史的に縁が深い。

昼食におこげ料理をいただきながら、歌手の弾き語りを聴く。ツアーのメンバーの男性が、『蘇州夜曲』をリクエストした。日本語で、高く澄んだ声がながれた。中国ムード、たっぷり。

一曲40元なりの営業デス。飯店のサービスならうれしいんだけど、そうそう甘くない~。

・・・・・今回の旅。宿泊した上海のホテルは、高級であったけれど市街からバスで40分と、かなり遠く、毎夜ホテルの到着が遅くなった。そして、乗ったバスは、古くて傷みが多く、リクライニングも故障している堅い座席に座り続けた私は、腰が痛んだ・・・・などなど、不便で勝手がちがったこともあったけれど、良いガイドさんにも恵まれ、おいしい食事も味わえ、中国の歴史にもふれることができた。

私には近くて遠い国であった中国だが、この旅を経験し、グーンと近くに感じるようになった。アジアの大国、日本とも歴史的に深い関係をもつ隣国。いろんな顔をもつこの広い国を、またいつか訪れたいな。

| | コメント (0)
|

2007年6月28日 (木)

父母を誘ってドライブ・・・

梅雨空を気にしながら、実家の両親を誘って隣県までドライブをした。四人で遠出するのは、5、6年振りになるだろうか。

好奇心旺盛な両親であったのに、この最近、外出も少なくなった。高齢のため、体調も“日替わり”といった調子である。・・・とくに母は、脚が不自由になったうえ頻尿で、トイレ問題がネックになっているようである。

たまたま夫に高松での所用ができたので、この機に父母にドライブを誘ってみた。松山・高松道ならば、パーキングエリアの設備も充実してるし、夫の運転ならば、2人の都合で自由にトイレ停車できる。

目的地は、高松その近辺・・・ということでとくにこだわらず。観光は二の次。とにかく2人が、外の、目新しい景色を楽しみ、気持をリフレッシュさせてくれればいいと思った。

高松到着後、夫の所用をひとまず片づけ、栗林公園へ。母は事務所で借りた車いすに乗り、父が押して、車いすコースを回った。

栗林公園は、江戸初期の回遊式大名庭園として有名だ。ちょうど花菖蒲の時期が終わったばかりだったが、手入れの行き届いた回路を、森林浴を浴び浴び、ゆっくり巡った。年輪を重ねた、さまざまに形の美しい松は、重厚で見ごたえがあった。

栗林公園を出た頃に降り始めた雨も、屋島に近づいた頃には、本降りになっていた。

広くきれいに舗装された屋島ドライブウエイ(有料)を上っていった。私は子どもの頃、父に連れられてこの屋島に来たことがある。こんな快適なドライブウエイのなかった当時は、どんな方法で、頂上までたどり着いたのだったっけ。・・・半世紀(!)も前のことである。

頂上の駐車場に着いたものの、この先の観光は周遊歩道を行かねばならない。両親に歩きは無理。加えて、車外は大雨で、景色の眺望も期待できない。「屋島に上っただけで、満足よ~」の母の言葉で、そのままUターン下山。

さて、お預けになっていた昼食に、やっとありつけた。Takamatu_kokage_001

上り口の脇道にある、うどんの「藁屋」(わらや)さん。

ざるうどんと、てんぷら盛り合わせを注文。

本場の讃岐うどんをいただく。太~く、コシがあるうどん。(年寄りにはもう少し軟らかいほうがよかったかな?)ボリューム満点の天ぷらもお腹に入れて、4人とも元気モリモリ。店外に出ると空は明るく、天気が回復していた。

高松インターから坂出、瀬戸中央自動車道にのり、与島にむかう。・・・ヤシマからヨシマへなんて、語呂合わせのような。

Takamatu_kokage_002_1

只今瀬戸大橋走行中。この自動車道の下を、列車(JR瀬戸大橋線)の線路が通っている。

与島は、四国と本州をつなぐ、この瀬戸大橋(瀬戸中央自動車道海峡部)の中央に位置している。瀬戸内海を見渡せる絶好のビューポイントで有名。

Takamatu_kokage_004_1この、何重ものクルクル回旋道を走って、駐車場のある与島プラザにおりてきた。(左)

場から仰ぎ見た瀬戸大橋Takamatu_kokage_011_1右下

すっかり天気は回復。澄み渡った空の青さと白い雲をバックに、瀬戸大橋が美しいラインをみせている。

両親に美しい眺望を、と思っていたが、展望台へ上るには階段しかなかった。2人には下の休憩所のベンチで待ってもらっていた。Takamatu_kokage_006 残念ではあったが2人が「海からの涼しい風が心地よかった」と言ってくれたのが、せめてものなぐさめであった。

展望台からの眺望・・・。

丸亀塩飽諸島の、本島、牛島などが見える。

Takamatu_kokage_009 静かな瀬戸内海・・・。雨上がりのためモヤがかかっていたが、よりいっそう、島々の影が、幻想的に、浮かぶように見えた。

実は、父と母は、瀬戸大橋が出来て間もない頃、15、6年前だろうか、一度、この与島に来たことがあったらしい。

その当時には、この与島プラザはできてなかった。2人でいろいろ思い出話をしていたようであったが、その時土産を買ったという“大きな売店”に行ってみたいという。「それでは」と、橋に上がる前に、下のオアシスに下りていってみた。

Takamatu_kokage_012 その、昔からの「フイッシャーマンズ・ワーフ」は、店の規模も大きく、多くの観光客で賑わっていた。干物、海産物などがたくさん販売され、店内には磯の香りが満ちていた。

脅威(!)の階段にむかって、ひるまず突き進む(?)父と母。その横にスロープもあるよ~。

その頃は、活魚や一夜干しまで売られ、もっと賑わっていたらしい。さて、今日は、人気の商品、めざしままかりの酢ものなど新鮮な海の幸を、お土産に買った。

・・・朝9時に実家を出て、松山に戻ったのが夜の9時。ちょうど半日間のドライブであった。夫の車の走行距離は400㎞を示していた。

ゆっくり、気ままな、ドライブ。名所旧跡の観光をじっくり満喫することもできない、こんな中途半端な“窓から観光”ではあったが、それでも、父も母も喜んでくれたようだ。

「ああ~。冥土のいい思い出が出来た・・・」「楽しかった~。もう、『死にたい』なんか言わまい・・・」。そんな、ちょっとギクッとするような言葉だが、2人はうれしそうに言ってくれた。

“ただいっしょに、ちょっと遠出のドライブをしただけなのに、こんなに感謝してくれるなんて・・・”と、ふたりの意外な喜びように、私の胸がちくっと痛んだ。

高齢になり、気持も体も弱ってきた父母である。・・私は娘としていつも2人のことを気にかけているつもりだった。でも、はたして、彼らの心の奥底にある“老いた不安”を、どれだけ理解できていたのだろうか。・・・ふと思った。

父母が日頃よく言う「体力に自信ないけん・・」という言葉。その言葉の裏側には「・・・一緒に出かけたら世話がかかるしあんたらに迷惑かかるけん・・・」という遠慮の思いがあったにちがいない。

これからは2人の背中を、もっと強く押すようにして、どんどん、外の景色にふれさせてあげよう。・・・・2人が明るい気持になってくれることこそが、私の元気の素。今後に私を待ちかまえている現実、“老・老介護”にとっても、おおきな励みになるんじゃないか、と思ったりした。

| | コメント (0)
|

2007年6月 1日 (金)

“花菖蒲まつり”へ。

「南楽園」で開かれている“花菖蒲まつり”へでかけた。

松山から南へ、南へと車を走らせて、そこ津島町。子ども達が小さかった頃何度も行った、思い出の、南レク・ジャンボプールへつづく道の途中に、「南楽園」はある。Tansu2sanuki_005

日本庭園としては四国最大の規模を誇り、平成10年には「日本の都市公園100選」にも選ばれた。

「池泉回遊式日本庭園」とよばれる形態。上池・下池の二つの池の周囲をめぐりながら、春はつつじ、冬は枯庭園、そして初夏の花菖蒲と、一年をつうじて楽しめる。Tansu2sanuki_006

広い敷地。目に映る緑の濃淡がこころを和ませてくれる。池には、たくさんの、大きな鯉が泳ぎ、ときおりプクプクッと音をたてて水面に輪をつくる。

十分に手入れされたサツキは、まだ紅い花を残していた。

“花菖蒲まつり”は、5月26日~6月10日に開かれ、3万株、25万本の種々の菖蒲を観賞できる。池を取り囲むように、みごとに咲きほこる菖蒲。

Tansu2sanuki_007 Tansu2sanuki_012 奥向こうの山を借景に、まるでひとつの景色画のようだ。 今日は、たまたま曇り日。しっとりと情緒も深く・・・。

色の多くは、むらさき系だが、よくみれば、それも濃淡、混じり柄、いろいろだ。菖蒲には、江戸系、伊勢系、肥後系があることも、知った。

目についたものをちょっと紹介しましょう・・・。Tansu2sanuki_008

江戸錦(えどにしき)。むらさきのグラデーションがきれい。

肉厚い花びらで、開いたかたちもおもしろい。

その下、Tansu2sanuki_009 花びらの質感がフワーッとした、新袂鏡(しんたもとかがみ)。

和紙をももぐってシワシワにして、広げたよう。

むらさきの多い中、白、ピンク、黄の菖蒲も、いろいろ種類があった。

Tansu2sanuki_010_1 これは、黄冠(おうかん)。花びらが、やや小ぶりで愛らしい。

この花菖蒲まつりの開期は、まだ10日間ある。それまで花が保つだろうか。このところの暑さだもの。今日の花の咲き具合をみて、ちょっと気になった。Tansu2sanuki_013_1

帰り途、園内の売店に寄ったら、見慣れぬ柑橘があった。

イエローポメロという。まだ食べたことがない、私には初めてのみかん。このあたりの特産なのか?はっさくと文旦をかけ合わせたものらしいが・・。

もっと大きい玉も売られていたが、これでも十分大きい。(写真・マッチ箱と比べた。)皮も分厚い~。甘味、酸味とも強くなく、あっさり味。私の好みの味なので、おみやげに一箱買った。9玉入りで3500円。・・・しばらくは、これでビタミンCをたっぷりいただきィ~・・。

結局、今日は、朝9時前に家をでて、夜7時半に帰宅した。ちょとした日帰り旅になった。

南楽園に行く前に、途中下車(?)して宇和島に住む娘の家に寄った。元気そうに生活している様子で安心した。・・・・花菖蒲を観賞できたこともだが、娘の顔が新米主婦らしくなっていたことは、私にはうれしいことだった。・・・・・こんな楽しい一日を過ごせたことに、感謝、感謝。

| | コメント (0)
|

2007年4月27日 (金)

冨士山へ

ツツジの花が気になり、やっぱり冨士山(とみすやま)へと出かけてみた。(24日のブログで“八分咲き”とあるのは、“二分咲き”の間違い。訂正します。・・・夫の言い間違いか、私が聞き間違ったのか。)

本日のところ、ツツジは“四分咲き”といったところだった。例年より遅れているらしい。冨士山では、毎年4月25日~5月15日までツツジまつりが開かれるのだが、咲きが遅く、延期されている。

展望台の駐車場の脇では、“かき氷”“いかやき”ののれんを吊った屋台が設営の準備にかかっていた。明日の28日の連休の初日をめどに、いよいよ、まつりも開催されるのかしら。人々のほうが、ツツジの満開をじっと待ってられないのだろう。Tomisu_001

ツツジの咲き具合はまだまだ、とはいえ、見渡す限りツツジ、ツツジ。その広さに圧倒された。いろとりどりのツツジで、けっこう見応えある美しさ。

階段を上って、標高391メートルの頂上をめざす。Tomisu_003

風は強かったが、快晴で、空も澄み切っていた。下界に見える大洲の街もよく見える。

美しい伊予の小京都・大洲。悠然と流れる肱川が、その、うねったおおらかな姿をみせていた。Tomisu_002

あざやかな花、おいしい空気、美しい景色・・・この時期の冨士山は“大人の遠足”には最高の場所だ。展望台まで車が乗り入れられるので、デイケアのおじいちゃん、おばあちゃん達がたくさん遠足にきていた。今日はお天気も良かったし、きっと良い時間をすごせられたことだろう。

写真・右上・・・うっとり?と、ツツジ観賞中の夫。・・・この頃なぜか、外出好きの遊・遊パパなのだ。

さて、私達も、展望台のベンチでお弁当をひらけて、ひと休み。

「モグモグ・・・・満開になった連休明け頃、また来てみようか?・・・モグモグ・・・」夫が言った。えっ!とすぐに言葉がでなかった私。「・・・・また来年でもいいがね」と答えてはみたが。さて・・・・。

| | コメント (2) | トラックバック (0)
|

2007年4月24日 (火)

“道の駅”ドライブ

昼食を早めに終わらせ、夫の運転で、「道の駅」への買い物ドライブに出かけた。

そもそもの話の出始めは、「冨士山(とみすやま)へ、ツツジ見物にでも行こうか~」であった。が、車に乗り込む寸前に計画を変更した。

インターネット情報によると、ツツジはまだ八分咲きらしい。それに天気予報も、午後から雨になるという。・・・・・花はまたこの次にしよか、ということになった。今日のところは、“花よりダンゴ”。

・・・夫と私、いつもは仲も良くないのに、こういうときだけ意見が合う、買い物好きのお気楽コンビ。今までにも、気分転換を兼ねた“道の駅めぐり”ドライブをちょくちょくやってきた。

Syouyu_001

今日は南予へのコースをとり、三箇所を訪れた。

まず、“ひじかわ・清流の里”。ここは、私達も今までに何度となく来ている、なじみの“駅”。地産の野菜、お菓子など品数が多い。肱川ラーメンも有名だ。私のお気に入りは、とんこつ味。目新しい、肱川れいめんも新発売されていたので、ついでに買ってみた。よもぎ入りのうどん、田舎そばなどなど、麺類好きにはたまらん。早々にふくろいっぱい買い込む。

さらに15分ちょっと車を走らせて、鬼北町へ。ここ日吉の“夢産地”は、雰囲気のある道の駅だ。2年前はじめて来たとき、ふと、昔の砦に入りこんだような気分になった。その時、もう一度ゆっくり行きたいなぁと思い、今日のお目当てにしたのだ。Syouyu_002

平日の午後、しかも雨が降り、冷え込んでる天気でもあり、さすがにお客さんも多くない。広い駐車場がさらに広~く感じられた。

外の野菜売り場をひとまわりした後、土産売り場に入った。地元の特産、ゆず、あおのりの加工品が目立つ。味噌の種類も多い。麦味噌をひとつ買ってみた。味噌やしょうゆには、そこそこの土地の特徴があり、ついつい試したくなって、いつも買ってしまう。日吉の麦味噌、しょっぱくなければいいんだけど。

Syouyu_004 帰り道、来る途中に素通りした、城川の道の駅、“きなはい屋”に寄った。かまぼこ板の絵で有名な“城川美術館”の、道をはさんで向かい側にある。

城川は、地鶏や、ハム、ベーコンなど、各種の燻製品が特産。松山のデパートやスーパーでも売られている。手作りで、けっこう高価だが、味はたしかに良い。今日は、店の人気ナンバーワン(と表示されていた)の、あらびきウインナーを買ってみた。

あん餅、こんにゃく、野菜、かりんとう、などなど・・・・今回も、いろいろ買いの、道の駅巡りになった。

松山へ向かう頃には、日も落ち、雨も本降りになっていた。“ダンゴ”の買い物袋の整理をしながら、「この雨でツツジが散らなければ良いが」と、ふと“花”へ、思いをはせた。

“それにしても、お土産品とは・・・”、と思う。その土地の特産品として店内に並べられてはいても、どの土地にでも売られているお菓子や民芸品があるものだ。製造は同じ会社でも、販売者の名称が変われば、商品の名にも“○○の・・・”とその土地の名が入り、当地のみやげ品に早変わり。お土産とは、そういうものなんだろう。だからわたしは、雰囲気と思い出もいっしょにひっくるめて、楽しみを買うことにしている。

こんなそんなの、お気楽な買い物ドライブ。季節の風景も楽しめるし、新しいものにも出会う。趣味と実益兼ねたリフレッシュの方法としては、悪くないと思っている。・・・。それに何より、密室(車中)での何時間は、私達、ふたりっきり。仕方なく(?)会話もつづけなければと、お互い、歩み寄る。倦怠ムードの私達、熟年夫婦にとって、こんな潤滑油も、たまには必要なのでは、と思う・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|