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2008年7月17日 (木)

夫と“ペット”

夫が、10年来、飼い続けているペット(!?)。それは、メダカ。

メダカ達が一年中でもっとも活動的になる今の季節。夫の朝は、メダカに餌をやることから始まる。

曰く、「腹をすかして待っとるけん」。

メダカに表情があるとも思えんし、喜んで尾ひれを振るわけでもないだろうに・・・。が、夫の話、近づいていくと、自分を待っていたように、群がって寄って来るんだという。

ペロ(犬)の世話はほとんどしないのにdash、メダカに関しては熱心である。餌やりひとつとっても、決して人に委せることはしない。一回分の餌の大きさ(孵化して間がない稚魚には、指ですりつぶして与える)、また、餌をまく場所など、それなりに決めごとがあるんだそうな。

今日も、何度目か、メダカ達のところへ。

Riki_029_2 (写真)どうしてどうして、こう見ると、りっぱな『メダカおじさん』(?)ですナァ。

水槽は、庭の何カ所かに置いてある。

さあ、これから水槽の掃除と水替えをしようというところ。

Riki_028 もともと、古来より日本に生息するのは、黒メダカ一種であったという。

最近では、突然変異種を改良成育させた、白メダカ、緋メダカが多くなった。

夫は、“元気で育てやすい”といわれる白メダカを飼っている。・・・・・

突然、「おいおい!」と、夫の声。一大事?

Riki_027 メダカの水槽の中に、ヤゴがいたのを見つけた。

メダカの数が減っている。すでに、たくさんのメダカが餌食にされていたらしい。

水槽には金網を被せているのに、親トンボはどうやってくぐり抜け、水草に卵を産み付けたのだろう。

ボウフラのわいている水たまりが、庭のそこかしこにあるというのに。場所を選ばず、とんでもないところに入ってきたもんだ~。

Riki_026_2 メダカおじさんの怒りをかって(?)、

あわれ、ヤゴは、ホームレス状態。

メダカをたらふく食べたのだろう。見事に丸々と肥えたヤゴくんであることよ。

それにしても、夫は、どこがおもしろくて飼育を続けているんだろうと、私は考えることがある。

観賞用というには地味すぎるし、食用にはなりっこないメダカ。“か弱い”小魚である分、世話にも手がかかるようだ。水の管理、水槽の掃除、冬越し、など。また、産卵の時期ともなると、夫は最も忙しそうだ。水草に産み付けられた卵を、成魚が食べてしまわぬうちに別の水槽に移さねばならない。

ところが、最近、私は、マスコミ情報で、メダカの飼育が中高年の間で静かなブームになっていることを知った。中高年、とくに男性に多いという話だ。メダカには、おじさま達のこころを癒す何かがあるというのかしら。

・・・水槽の水を替え終えた夫は、メダカ達が泳ぐ水槽を、座りこんで黙って見続けている。そのあまりに穏やかで静かな後ろ姿。声をかけようとした私が、思わずためらうほどであった。

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