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2008年6月23日 (月)

『慰霊の日』に思う。

今日6月23日は、『沖縄慰霊の日』であった。

摩文仁の平和祈念公園で営まれた追悼式の様子が、テレビでも放送された。

公園内にある『平和の礎(いしじ)』に出向く、遺族であろう、多くの人々の姿も映し出されていた。沖縄戦では、9万人以上の、一般県民の犠牲者があった。あらためて63年前の悲劇を思い起こしたことであろう。

碑に刻銘されている戦没者の数は、今年で24万734人になったという。

そして、その中に、実は、平成5年に追加刻銘された、夫の父親も含まれている。義父は、1944年、6月、乗っていた輸送船が爆撃をうけ、3000人余の戦友と共に、沖縄の海の沖に沈んだ。

・・・・・8年前、夫と二人で、平和祈念公園を訪れたことを思い出す。

『平和の礎』に赴いたとき、私は、何十碑といわず並んだ、刻銘碑の数のあまりの多さに驚き、あらためて、その悲劇の凄まじさを感じた。

『県外出身者』の碑列の中から、義父の名を探した。数少ない“愛媛県”出身者の中に、しっかりと彫られたその名前を見たとき、私は、懐かしさに似た不思議な感情を覚えた。

夫は、無言のまま刻字の溝をゆっくりと撫で、じっと見つめていたっけ。

・・・・・かくも多くの人々が命を失ったという現実。『平和の礎』に刻まれた24万人の名前の重みを、今さらながら感じる。私達は、この残酷な事実、悲しい歴史を忘れることはできないだろう。

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